飲食店必見!すぐ辞めないスタッフのマネジメントとは?【後編】

みなさまは、店舗のスタッフを大切にできていますか?
こちらは大切にしているつもりでも、結局すれ違いが生じていてうまくコミュニケーションが取れていないということもあります。
せっかく美味しい料理を作れても、それを配膳するスタッフがいなくては商売になりません。
中には、スタッフがうまく定着せずサービスがなかなか安定しないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さて、今回の記事はすぐに辞めないスタッフのマネジメントをテーマに、前編・後編の二つに分けてお話します。
今回は後編をお送りします。

前回の記事はこちら

他人ごとから”自分ごと”にできるしくみづくりをしましょう


自分の働いた時間だけ時給が支払われるアルバイトという労働体系。
過失があった場合の責任もさほど大きくはありません。
店が閉店してオーナーに負債が積み重なろうと、アルバイトには負債を支払う義務もないので、「ただお金を稼ぎたいだけだし」と他人ごとでいることもできます。
ですがそのような状況の中で、どれほど責任感を感じながら取り組んでもらえるでしょうか?
そのためには、自分がわざわざここで働く意義を持てる職場を作ることが大切です。

自分の思う「良い店」について考えてもらう

上手にストレスなく仕事を進めるにあたって、勤めて数か月勤めているなど長い仲であれば多少は理解しあえている関係だと思います。

しかし新人に関しては、カンタンに理解できたつもりでいると、とんちんかんなコミュニケーションをとってしまい新人に不快な思いをさせてしまうかもしれません。
わかった”つもり”が一番危険ですね。

そこで重要なのは、「相手を理解していること」よりも、「相手を理解していきたいという意志」を見せていくこと。これは何よりもスタッフのモチベーションアップとなるでしょう。
どの辺から来ていて、これまでどんな勉強をしていたのか?普段何が好きなのかなど、しつこくない程度に雑談に入れてみるだけで、スタッフの理解をしていきたいという意志は伝達できるでしょう。

「ホールとキッチン、どっちをやりたい?」という言葉ひとつにしても、
その人の趣味、習慣をもとに仕事を提案するのも一つの手です。

「たしか、絵が趣味なんだよね?絵を作りこむ作業と、調理はけっこう似ていて面白いと僕は思っていて、もしかしたらキッチンはそういった意味で君にとってやりごたえがあるかもしれないな。どう思う?」
という声かけをしてみると、思いがけぬやりごたえや使命感を感じて仕事に勤しんでもらえる機会となるかもしれません。

履歴書の趣味特技の欄は、「仕事上要らなくないか?」とふと思いがちですが、スタッフ自身の理解をするために活用できるものともいえます。

その人にしかできない特別な仕事を任命すること

その人独自に得意だったり、興味のあることをまめにヒアリングして、配膳やキッチン業務以外の業務を任命すると、「自分にしかできない仕事」だと感じられてモチベーションアップにもつながります。

たとえば、SNS。
飲食店のSNS運用は今や当たり前とされています。
SNSひとつでバズって人気店舗となることも、稀ではありません。
スマホネイティブ世代の学生はSNSを毎日読み漁っており、トレンドをいち早くつかむのが得意なため、店長がSNSを運用するより魅力的なSNSを作れるということも。SNS映えする美味しそうな料理の写真なんかもサクッと撮ってくれたりするものです。

絵が得意な子に、メニューボードの絵をかいてもらったりするパターンもありますね。
スタバの黒板アートもスタッフが書いたりしていて、社内コンテストを開いているとか。

まとめ

このような、「この店にいる意義」「ここで働く理由」を高めることは、
強豪の人間から「うちで働かないか?」と誘い込む、いわゆる「引き抜き」防止にもなります。
給与は労働条件の最も大きなひとつですが、それよりも「ここで働くのが楽しいから、引き抜きは結構です」と思わせられたら万々歳でしょう。

過剰な金銭投資はいらない

これまでお話してきた内容は、さほどお金や投資する必要のあるものではありません。

現状、すぐスタッフが辞めてしまう入れ替わりの多い店舗の方も、
「どうせ辞めちゃうから面接希望者はたくさん採用しよう」という思考から「現状のスタッフを長く残しつつ、新しい子にも長く続けてもらえるようにしよう。そのためにできることはなんだろう?」という方向に切り替えていくようにしましょう。

わざわざ求人募集にお金を支払うよりも、現在働いてくれているスタッフに「興味のある友人がいればぜひ紹介してほしい」と頼む方が「友達と働けるなら…」と反応がいいこともあります。類は友を呼ぶということもあり、誘ってくれたスタッフと同じくらい頼りになる子が来るかもしれません。

「稼ぐためだけのバイト」から「楽しめてかつお金ももらえるバイト」へ

特に学生は、学業の傍らお金を稼ぐためにアルバイトを選択することが多いです。
ただ稼ぐためにこなすアルバイトと、自分がその場を楽しんで臨めるアルバイト。

学校卒業を期に引退、というようなスタッフの入れ替わりの最も多い3月までは10か月もあります。毎日の言葉遣い一つひとつを改め、お互いいい関係を作り上げられるようにしましょう。

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