コンセプトでお店の新しい価値を創出し、人気を博した「HANAREYA」

クラウドファンディングとの出会い

当時、話題になっていたクラウドファンディングのプロジェクトである「庭」の成功を知り、当店でも使えるのではと思って、メイクストーリーに連絡したのが、クラウドファンディングを実施したきっかけです。

 

お店見学

open前でしたが、既にお店の内装もほぼ出来ていたため、まずはお店に来てもらって、見てもらった方がいいと思い、お店での打ち合わせを実施しました。

お店のレイアウトは、バーラウンジのスペースと、奥に部屋を意識して、靴を脱いで上がる個室とに分かれていますが、特徴があるのが個室で、こだわりぬいたインテリアを配置し、高級感がありつつも、居心地のいい空間に仕上げていることがお店の売りで、そこをまず見てもらいました。

 

お店作りに関する想いを言語化

打ち合わせを重ねる中で、都会のど真ん中で、自分の部屋みたいにくつろげる空間と料理を提供したいという店づくりの想いを聞いてもらい、ここから「都会のセカンドハウス」というコンセプトが決まりました。そのコンセプトが出てきたときには、まさに自分がやりたかったことはこれだ!と思った瞬間でした。

自分が働いている都会のど真ん中に、自分の部屋みたいにくつろげる空間、そんな空間があったらみんな欲しいんじゃないかとも思えました。

 

リターン設計

コンセプトが明確に決まったあと、お客さまに買ってもらうリターンをどう設計するのがいいかということについては、自分たちでは全く思いつかなかったのですが、リゾートトラストを参考にしましょうと言われ、そこから、部屋の使用権を売ることに近い形で、リターン設計をすることに決まりました。

最高額の10万円のリターンを買ってくれた人には、部屋の使用権利の一定時間使える権利を付与し、かつその時間が使い終わったあとも、最上級の会員として、常に30%オフの使用料で使うことができる権利を付与して、その最上級ランクの会員権をベースに5種類のリターン設計をしてもらいました。

 

プロジェクトオープン 10万円が飛ぶように売れる。

コンセプトとリターンが決まり、クラウドファンディングの本文も完成したことから、いよいよプロジェクトオープンの初日となり、知り合いに告知を始めたところ、いきなり10万円の最上級会員リターンが飛ぶように売れ、追加のリターンが次々と必要な状況に。個室が一つしかないことから、あまり支援が集まりすぎると予約が取れなくなり、クレームになる可能性があったため、途中でストップする事態に。

結果として、2700万円も集まり。

 

振り返ってみて。

やはり、お店のコンセプトを言語化してもらい、リターン設計に見事に反映してもらったことが、クラウドファンディングの成功要因だったと思います。

同じ店でも、ユーザーへの見せ方や、お買い得をどう表現するかで、こんなにも違うのかと強く実感しました。 これからのレストラン経営はマーケティングのノウハウが必須で、自らノウハウがない場合は、プロに依頼するのも、選択肢の一つだと思います。

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