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コラム- 2022/09/30
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【飲食店経営】商売繁盛を狙いましょう!魅力的なクーポンとは?
今回のテーマは飲食店のクーポン発行について。
一度来店した後、食事を楽しんだひとときは思い出に残るでしょう。
しかし味覚的な記憶は、朝昼晩と違うものを食べるたびに記憶が薄れてしまいます。
それでも店を思い出すきっかけとなるのが、紙であれWebであれ手元に残ったクーポンなのです。
アレを食べた記憶が蘇る…これを見せればお得になることもあるし、また行かなきゃ!となる可能性を高めます。
だからこそ、適切なクーポン券を発行することが重要なのです。
よくないクーポンの例
実際に飲食店が陥りがちな、よくないクーポンについてお話します。
過剰に安くなるクーポン
過剰に安くなるクーポン。これは、商品の価値を下げかねません。
最近客入りが悪い…ということで何か案を打たなければいけないと思い、商品が激安になるクーポンを発行し、来店を促そうという作戦。
しかし、来店はあったもののその割引でしか来る気のない客であふれて、キャッシュも少なく結局のところあまり収益にならない…という未来になりかねないのです。
割引目当てのファンは見つけた店より安い店を見つけたらすぐ目移りしてしまうものです。風のように現れ、風のように去る存在だと思っておくようにしましょう。
もちろん手段としてこの過剰に値下げしたクーポンを行うところもありますし、ファンとなって再来店してくれる可能性はあるのですが、
基本として現状打破のためにこれをただ行うだけではよくないですね。
格安クーポンは格安なりに、新装開店をするのでドカンと集客を集め、店舗の認知を高めるという動機があったり、すべて理由があって目立っていないとあまり意味がありません。
印刷を自分でしなければならないクーポン
自分で印刷する手間があるクーポン。これは今時ではないですね。
ただ昔でも今でも、印刷して持っていくことは面倒だったように感じます。
それに、やけにそこまでの作業をしてまで割引をしてもらうのは貧乏くさいなと感じてしまう人も多く、持ってくることをためらう人も居ます。
配ってたチラシをもっていけば割引、くらいであればまだ楽かもしれませんが家で印刷はあまりしてもらえないと思いましょう。
なら、良いクーポンって?
紙というのはなかなか古い時代です。
かばんも持たず手ぶらで街を歩く人も今時多いですし、そんな人が紙をわざわざ持ち歩くでしょうか?
財布にたたんで入れるとしても、今やキャッシュレス時代。
財布すら持たずスマホだけを持ち歩いてキャッシュレス決済などで暮らす人は当然紙クーポン券を持ちません。
最近はマネークリップでお金を持ち歩く方も多いですね。そういった方も同様で、
「僕は一応数千円だけマネークリップに挟んでるけど、マネークリップにクーポン券なんてナンセンス。絶対に持っていかない。」
きっとこう言うと思いませんか?
紙のクーポンは時代にあまり適応してきていないということを理解しておきましょう。
デジタルクーポンも導入することを念頭に入れておきましょう。
LINE公式のクーポンが今、便利!
使いづらいクーポンの問題を打破する手段のうちの一つが、LINE公式です。
店舗の公式アカウントを登録してもらうことで、店舗の新商品情報を流せたり、クーポン券を発行することが可能です。
国内に多くのユーザーがいるLINE。知ってもらうにもベストな場所でしょう。
LINE公式では、ショップカードを作成することが可能です。
ショップカードというのは、1ポイントたまると1杯無料、5ポイントたまると何千円安くなる、など、来店するごとにポイントが加算されてどんどんお得なクーポンになっていくというサービスです。紙クーポンと比べると、さまざまなクーポンが分かりやすく集約されています。
その場で使い終わってしまう割引クーポン券と比べ、スタンプカードとなるとゲーム性も高く「貯めてやるぞ」とリピート意欲もアップしますし、店が良ければまた通おうという気持ちを高めるかと思います。
そのほか、LINE公式の長所
LINEで予約システムもつくれる
公式ラインでは、予約システムも作ることが可能です。
よくある例としては、普段のようなトークの中に数や利用時間を記入するフォームが現れるので、順々に答えていくと予約が完了するというもの。
電車内などすぐ電話できない状況であっても合間にLINEを開くだけでさくっと予約を取れるというのは、なかなか便利です。
トーク通知が来るたび認知してもらえる
一度行った店で、チェーン店であれば店名の認知度はあるかと思いますが、ふらっと寄った店だとなかなか店名を覚えづらいのではないかと思います。
しかし、公式LINEでキャンペーンを行っている等のトーク通知が来た場合どうでしょうか?
「あ、こないだ行った店だ!」「何やらお得なものがやってるぞ」と、ふと思い出してもらえるきっかけにもなるのではないでしょうか?
そのように、長期的に名前を記憶していてもらえるきっかけとなるのが公式LINEの強みです。
新商品をいちはやく知ってもらえる
商品開発が好きな店舗の方はやはり、新商品を多くの方に楽しんで喜んでもらえることは大事でしょう。
しかしながら大手飲食店、たとえばスタバほどの訴求力はなかなかないわけです。
新作が出ればTwitterやインスタで広告が流れ、多くの人が新作を試しにくる。
Twitter広告なんていいますと、簡単に手が出せる額ではありません。
なので、個人店舗の場合は一度来ていただいた方を対象に、LINE登録をしていただくことで新商品などにも目を当ててもらえる、そんな仕組み作りが必要です。
いかがでしたでしょうか?
時代に適したクーポンを作成していくことが、再来店・ファンを生むきっかけとなります。
また、弊社では飲食店の会計税務代行、また公式LINEの運用サポートサービスも行っております。
ご興味のある方は、ぜひともご相談ください。