Column
コラム- 2022/09/02
- #飲食店経営全般
飲食店従事者が高収入になるには?飲食店の給料事情も説明
飲食業界は楽しいけど、給料が低い、、、そんなお悩みを持っている人は多いと思います。
確かに、飲食店業界の平均月収は他の業種と比べると、残念ながら低水準です。
主要な6業種の中で「宿泊業、飲食サービス業」は最も低賃金なのです。
特に、飲食の中小企業で働いている方や20~30代の方は悩まれていると思います。
また、中々給料が上がらないという声も多く聞きます。
店長クラスでも、給料は人並み程度にもらっているが、残業が多かったり、アルバイトの欠勤で無給で働いたりと、実質的に業界の調査などよりも給与が見合っていないことが多いです。
飲食業界で給料を上げるための方法をお伝えできればと思います。
飲食業界で給料を上げる方法
①40代まで働き、熟練度になる
②大手の飲食会社に移動する
③相対的に高収入な業種に移動する
④独立して、事業主になる
①40代まで働き、熟練度になる
他業界と比べて、飲食業界は給料が上がりにくい業界ですが、熟練度と共に給料は上がることは上がります。
参考までに、平均月給が「35万円以上」の約88%が11年以上の経験者です。
11年と長い時間が必要ですが、10年ほど働いて熟練度を上げていけば平均月給「35万円以上」は達成できるでしょう。
もちろん、勤めている会社の評価方法が大きく影響するので、しっかり確認しましょう。
※求人@飲食店.COM「求職者アンケート”飲食店の正社員、気になる給与の実態は?月給27~30万円が27%、経験を積むと給料が上がる傾向”」より抜粋
②大手の飲食会社に移動する
中小企業や個人オーナーの店舗では、国民年金や国民健康保険に自身で加入することも多いため、実質的な年収は少なくなる傾向にあります。
一方で大企業では社保や福利厚生がしっかりしているので、それらの負担を自身でする必要はありません。
※これはあくまで給料の方で見た場合です。大企業の場合、店長クラスでも裁量が無い場合が多いので、自分でお店を回す感覚を味わえなかったり、店長としてのノウハウを得ることができない場合もあります。
給料orやりがいやノウハウのどちらを重視するかで最終的には決めてください。
③相対的に高収入な業種に移動する
飲食業界と行っても、業種によって給与水準が異なります。
例えば、カフェは他の業種と比較して相対的に給与水準が低いですが、フレンチやイタリアンなどの洋食は相対的に給与水準が高いです。
もちろん料理・サービスの技術力にもよりますので、今カフェ業態で働いているが、洋食料理やサービスの技術力がある人は移動を検討してみてください。
※求人@飲食店.COM「求職者アンケート”飲食店のリアルな給与調査!職種・業態・月給の関係は?”」より抜粋
④独立して、事業主になる
社長と自分の給料の差にびっくりする人も多いかと思います。
「雇われ店長」になってしまっている方や中小企業で働かれている飲食店従事者の方々は独立することで給料を上げることができます。
実際に、利益水準を10%に保てれば毎月300万円の売上で毎月30万円の給料が得られます。
毎月数百万円の売上を立てているのに、給料が低い店長の方は是非独立を検討してみてください。
独立には自己資金の貯蓄や開業準備のノウハウが必要になってきます。
知り合いの飲食店経営者や飲食店経営コンサルタントに相談したり、セミナーに参加しましょう。
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