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カフェの開業は大変?売れないカフェの特徴5選

今回のテーマはカフェ開業の失敗シーンについて。
カフェ開業は原価も安く食品提供も頻繁に行われるものではありません。なので食品ロスもさほどないため、ある程度安くおいしいコーヒーの提供さえすれば、儲かるのではないか?と考えます。

しかし、そのような甘い考えでは、経営はなかなかうまくいきません。

他業種の飲食店同様、計画的な経営を行わなければいけません。

今回は、カフェ開業においてよくある経営失敗例について集客面・資金面に分けてお話したいと思います。

カフェ開業は大変?

実際、ドリンク1杯の提供にかかる原価はフードの提供と比べて安いとされており、居酒屋のように大人数予約が無段キャンセルされた場合などのフードロスもありません。
腐るまで足がはやい商品でもないため、大きなリスクは背負いません。

なので安く美味しいコーヒーを淹れさえすれば儲かるのではないか?と思いがちですが、他業態の飲食店と同様、
似たり寄ったりのカフェ空間だった場合、伸び悩む可能性があります。

美味しいコーヒーを飲むだけでなく、イスに深く座り、一息つくまでが目的なのです。
その「ほっと一息つく」体験をうまく作り上げることが重要でかつ難しいのです。

来客・リピーターがつかない店

どっちつかずな内装空間

「美味しいコーヒーを淹れて提供できれば、それでいいや」と家具や内装にこだわらず、簡素な家具を選びすぎると、店の印象が薄くなってしまいます。ナチュラルテイストなカフェや、ボタニカルテイストなカフェだから植物が映えるつくりを狙うのであればまだわかるのですが、「どこか安っぽい」と取られてしまうことが多いです。
家具の種類も特徴のない四角い椅子とファミレス椅子が四角く等間隔に置かれているのでは、さほど魅力的に見えず、ただドリンクを飲んでおしまい、「次来ることはないかな」となってしまいます。
少し質のいいソファや吊り下げ形のソファ・足がつかないハイチェアなど、様々な家具があるだけで、座る体験すらも店の魅力になってくるものです。

広告・告知を行わない

よく見られる例として、「シックでかっこいいカフェを開業するので、大々的な宣伝はかっこ悪いから行わない」という店舗が時々あります。
「美味しいものを作れば売れる」と言っていても知られなければ意味がありません。

「知る人ぞ知る」隠れ家的カフェやバーを実際に行っている店舗は、綿密な計画のもと、魅力的な空間やメニューを作り上げていることが多く、たくさんの広告を打たなくとも大きな魅力があり客入りがあるというものです。

なので、その表層だけ真似して告知を行わないことは大変命取りとなります。

開業したてで存在が知られることがなければ、口コミで広がっていくことも全くなく、誰にも気付かれず終わってしまいます。
張り紙や何かしらの告知は必ず行うようにしましょう。

自分本位の接客ばかりしていること

カフェは自分の意向や好みを特に空間やサービスに表現しやすい業種です。

自分の城であるがゆえに、ついつい入ってきたお客さんに対してふさわしくない対応をしてしまう可能性があります。
渋いテイストの店舗であればそっけなくつい失礼な態度をとってしまうなど。反対に必要以上に話しかけてしまって一息付けない、など。

こだわりと押しつけは別ものです。
自分の友人間で常連のたまり場が既にできていて、「外の人間が来たぞ」というような雰囲気を作ってしまうのも良くないですね。

資金が枯渇しやすい店

高級な食器ばかり買い集めてしまうこと

3~4万円近くのカップソーサーセットをいくつも購入して特別なカフェ体験をしてもらいたいとお考えの方も多いかもしれません。
しかし、丁寧に扱ってもらえる人だけが来るとは限りません。
もしお客さんが壊してしまった場合、その額を請求するわけにもいきません。
かといって保険として売り値にかさましするというのもいまいち…。

そもそも、スタッフが欠けさせてしまうことすらあり得ます。。

カップにこだわった店というコンセプトであればまだしも、
高級なカップでの提供はなかなかおすすめできるものではありません。

「お子様連れお断り」「酒気を帯びた方お断り」など、あらかじめリスク回避をするなどもしなければならないため、客層を選ぶことになり、実質的に間口が減ってしまうでしょう。

フードを積極的に売らない店

こだわったコーヒーを提供することにはいいのですが、やはり食べ合わせの菓子や軽食がいかに豊富であるかは、店の魅力につながります。
基本的にドリンク単体の魅力のみで売るというのは、非常に徒労のかかるものです。

フードに関してもある程度こだわれば、
「コーヒーもおいしいうえに、実はフードも美味しいんだよね」と、人気に火が付く理由にもなります。

少し余裕が出てきたら、モーニングメニューを考えるなど提供タイミングを変えて開店することで、よりさまざまなシチュエーションで活用してもらえるでしょう。

調理が得意な知人がいれば、その知人に協力してもらったり卸してもらうなどの方法もありますね。

まとめ
いかがでしたでしょうか?

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