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青色申告と白色申告の違いとは?開業前に知っておきたい基礎知識

こんにちは。リディッシュ株式会社でサービスコーディネーターをしている丹治です。
開業準備を進めているお客様から、
「青色申告と白色申告って何が違うんですか?」
「どちらを選べばいいのでしょうか?」
というご相談をいただくことがあります。
初めて事業を始める方にとっては、聞き慣れない言葉ですし、違いがよく分からないという方も少なくありません。
そこで今回は、個人事業主の確定申告で選択する「青色申告」と「白色申告」の違いについてご紹介します。

青色申告と白色申告とは?

開業準備を進めているお客様から、
「青色申告と白色申告って何が違うんですか?」
「どちらを選べばいいのでしょうか?」
というご相談をいただくことがあります。
初めて事業を始める方にとっては、聞き慣れない言葉ですし、「何となく青色申告の方が良さそう」というイメージはあっても、具体的な違いまでは分からないという方も少なくありません。
個人事業主は、1年間の売上や経費をまとめて確定申告を行います。
その申告方法には、

青色申告
白色申告

の2種類があります。
簡単にいうと、
「しっかり帳簿をつける代わりに税制上のメリットが多いのが青色申告」
「手続きは比較的シンプルですが、税制上の優遇が少ないのが白色申告」
という違いがあります。
以前は「帳簿管理が苦手だから白色申告」という選択肢もありましたが、現在は白色申告でも帳簿の作成・保存が必要です。
そのため、開業される方の多くは青色申告を選択されています。

青色申告の主なメリット

開業相談でも、多くの方が青色申告を選択されています。
その理由は、さまざまな税制上のメリットがあるためです。
特に飲食店は開業時の支出が大きく、ご家族で経営するケースも多いため、青色申告との相性が良い業種と言われています。

最大65万円の特別控除

青色申告では、条件を満たすことで最大65万円の青色申告特別控除を受けることができます。
利益から控除できるため、所得税や住民税の負担軽減につながります。
例えば利益が出た場合でも、そのまま税金が計算されるのではなく、控除後の金額を基準に税額が計算されます。
開業初期は少しでも資金を残したい時期なので、大きなメリットの一つです。

赤字を翌年以降へ繰り越せる

飲食店の開業時は、

内装工事
厨房機器の購入
備品の購入
広告宣伝費

などで大きな支出が発生します。
その結果、開業初年度は赤字になることも珍しくありません。
青色申告では、その赤字を翌年以降へ繰り越して活用できる制度があります。
例えば、1年目は赤字でも2年目から売上が伸びた場合、その赤字を活用することで税負担を軽減できる可能性があります。
開業直後の事業者にとっては心強い制度の一つです。

家族への給与を経費にできる

前回ご紹介した専従者給与も、青色申告の大きな特徴です。
一定の条件を満たせば、ご家族へ支払った給与を経費として計上できます。
飲食店では、

ご夫婦でお店を運営する
親子で営業する
家族が経理や仕込みを担当する

といったケースも多いため、活用されることがあります。
ただし、事前の届出など条件もあるため、早めに確認しておくことが大切です。

設備投資時のメリット

飲食店では、

パソコン
レジ
タブレット
POSシステム
一部の厨房機器

を購入する機会があります。
青色申告には、一定の条件下で設備投資に関する優遇制度もあります。
開業時は何かと出費が重なるため、こうした制度を活用できることは資金繰りの面でもメリットになります。

青色申告は「経営数字を見る習慣」にもつながる

青色申告のメリットは節税だけではありません。
日々の売上や経費を記録することで、

今どれくらい利益が出ているのか
原価率は適正か
資金はどれくらい残っているのか

といった経営状況を把握しやすくなります。
私がお客様とお話しする中でも、数字をしっかり管理できている方ほど、融資や事業計画の相談もスムーズに進んでいる印象があります。
開業後に慌てないためにも、青色申告は単なる節税制度ではなく、「お店の数字を管理する仕組みづくり」と考えると分かりやすいかもしれません。

白色申告とは?

白色申告は、特別な届出を行わなくても利用できる申告方法です。
以前は、
「帳簿付けをできるだけ簡単にしたい」
「開業したばかりで経理に自信がない」
という理由から白色申告を選ぶ方もいました。
しかし現在は、白色申告であっても帳簿の作成や保存が義務付けられています。
そのため、
「帳簿を付ける手間はあるけれど、税制上のメリットは少ない」
という状況になっています。
実際に開業を検討されているお客様からも、
「白色申告を選ぶメリットはありますか?」
というご質問をいただくことがあります。
もちろん事業規模や状況によって考え方は異なりますが、飲食店開業では青色申告を選択する方が多い印象です。
開業当初は覚えることも多く大変ですが、早い段階から帳簿管理の習慣をつけておくことで、後々の経営管理もしやすくなります。

融資を考えている方は特に重要

飲食店開業では、日本政策金融公庫などの創業融資を利用される方も少なくありません。
また、開業後も設備投資や店舗拡大のために追加融資を検討することがあります。
融資の際には、

売上
利益
資金繰り
借入状況
事業管理の状況

などが確認されます。
金融機関は単に売上の大きさだけではなく、「数字をきちんと管理できているか」という点も見ています。
そのため、日頃から正確な帳簿を作成し、経営状況を把握していることは大きな強みになります。
私がお客様とお話しする中でも、
「今後2店舗目を考えている」
「追加融資も視野に入れている」
という方ほど、開業当初から数字の管理体制を整えている印象があります。
将来的な資金調達も見据えるのであれば、早い段階から数字と向き合う習慣をつくっておくことが大切です。

まとめ

青色申告と白色申告には、それぞれ特徴があります。
ただ、飲食店開業においては、

青色申告特別控除
赤字の繰越制度
専従者給与
設備投資に関する優遇制度

など、青色申告ならではのメリットを活用できる可能性があります。
また、日々の帳簿管理を通じて、

利益はどれくらい出ているのか
お金はどれくらい残っているのか
今後の投資は可能なのか

といった経営判断にも役立ちます。
開業準備中は、物件探しや資金調達、内装工事など考えることがたくさんあります。
その中で確定申告の方法は後回しになりがちですが、開業後の経営にも関わる大切なテーマです。
私自身、お客様から「もっと早く知っておけばよかった」という声を伺うこともあります。
だからこそ、開業前の段階で青色申告と白色申告の違いを知り、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
REDISHでも開業準備に関するさまざまなご相談をお受けしていますので、「自分の場合はどちらが良いのだろう?」と迷った際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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