【飲食店向け】創業計画書の書き方完全ガイド!融資審査を通すポイントと業態別作成例(公認会計士監修)

【飲食店向け】創業計画書の書き方完全ガイド!融資審査を通すポイントと業態別作成例(公認会計士監修)

【この記事を監修した人】 公認会計士 松隈剛 公認会計士の資格を取得後、トーマツ監査法人で公開監査に従事。その後、PwCでM&Aを担当。スパークスグループにてファンドマネージャーとして活躍。2015年にリディッシュ株式会社を創業。提携税理士法人であるクロスポイント税理士法人にシニアアドバイザーとしてジョイン。


飲食店を開業する際、多くのオーナー様が活用するのが日本政策金融公庫などの創業融資です。そして、その審査において最も重要となるのが「創業計画書(事業計画書)」です。

創業計画書は、単にお金を借りるための提出書類ではありません。「開業後にそのお店が成功し、長く愛される店舗になれるか」を左右する事業の設計図でもあります。

本記事では、公認会計士監修のもと、飲食店向け創業計画書の具体例や書き方のポイント、融資審査をクリアするためのコツを徹底解説します。記事の後半にはそのまま使える記入フォーマットや5つの業態別例文(ラーメン店・カフェ・居酒屋・和食・イタリアン)も掲載していますので、ぜひ最後までご活用ください。

※本記事は2026年9月時点の情報に基づいています。日本政策金融公庫の創業融資は、かつての「新創業融資制度」が2024年3月末で廃止され、現在は「新規開業・スタートアップ支援資金」に統合されています。融資限度額7,200万円(うち運転資金4,800万円)、据置期間は設備資金・運転資金とも5年以内で、自己資金の制度上の最低額(かつての「必要資金の1/10以上」等の要件)は撤廃されています。本記事の自己資金に関する記述も、この現行制度を前提にしています。


目次

  1. 創業融資と創業計画書の関係性
  2. 創業計画書の具体的な書き方(飲食店向け)
  3. 創業融資の審査を通過するための4つのポイント
  4. 創業計画書でよくある失敗例と回避策
  5. 【業態別】創業計画書の記入フォーマットと具体例
  6. まとめと次のステップ

1. 創業融資と創業計画書の関係性

創業融資を申し込む際、創業計画書は審査の合否を大きく左右する「最重要書類」です。

実績がない創業期において、金融機関は「この事業者に貸し付けたお金がしっかり返済されるか」を計画書で判断します。日本政策金融公庫の公式サイトでも、「適正な事業計画を策定し、それを遂行する能力がある方」を融資対象として明言しています。

なぜ創業計画書が重要視されるのか?

  • 定量的・論理的に将来性を示せる最も重要な材料だから 創業動機、事業内容、ターゲット層、資金使途、収支見通しなどを具体的に示し、一貫性を持たせることで「この店なら成功する」と担当者にイメージさせることができます。
  • 経営者の信用力・プレゼン資料になるから 融資審査では面談も行われますが、面談のベースになるのは創業計画書です。過去の業務経験や自己資金、強みを記載した計画書は、あなた自身の経営者としての適性をアピールするプレゼン資料そのものといえます。

2. 創業計画書の具体的な書き方(飲食店向け)

日本政策金融公庫のフォーマットに沿って、飲食店ならではの書き方のコツを解説します。飲食店では「お店の強み(定性情報)」と「数値の裏付け(定量情報)」が矛盾なく一致していることが非常に重要です。

創業計画書を作成する際、特につまずきやすいのは以下の2点です。

  1. 限られた文字数で強みをアピールすること(定性情報)
  2. 事業の見通しや必要資金などの数字を矛盾なく組み立てること(定量情報)

それぞれの具体的な書き方を見ていきましょう。

① 定性情報(文章で伝える項目)

1. 創業の動機(200文字程度)

飲食店を開業しようと思った「きっかけ」「想い」、そして「これまでにどんな準備をしてきたか(修行経験や自己資金額など)」を記載します。

  • 例:「〇年間飲食業に従事し経験を積んだ上で、磨いてきた〇〇の料理を提供し、お客さまを喜ばせたい」など。

2. 取扱商品・サービス

  • 事業内容(100文字程度): どのようなターゲットに、どのような特徴を持つ商品・サービスを提供するのか簡潔にまとめます。
  • セールスポイント(150文字程度): 他店にはない自店ならではの選ばれる理由・強みを記載します。
  • 販売ターゲット・販売戦略(150文字程度): 想定顧客層(ペルソナ)と、開店初期の集客施策(SNS活用、チラシ配布、オープニングキャンペーンなど)を具体的に書きます。
  • 競合・市場など企業を取り巻く状況(150文字程度): 出店地域の競合状況や立地特性、他店との差別化要因を記載します。

※フォーマットの枠が狭い場合でも、別紙を添付して詳細にアピールすることで熱意と準備の丁寧さを伝えることができます。


② 定量情報(数字で伝える項目)

定性情報で伝えたコンセプトを、具体的な数字として裏付ける作業です。

1. 必要な資金と調達方法

「何にいくら使い(設備資金・運転資金)」、「それをどうやって調達するか(自己資金・借入金)」を左右均等に記載します。

<必要な資金の区分>
  • 設備資金: 物件保証金、内装工事費、厨房機器、レジシステム、看板、HP作成費など。(※すべて業者からの見積書が必要です)
  • 運転資金: 人件費、家賃、商品仕入、広告宣伝費など開業初期の運営費。(※2〜3ヶ月分を目安に算出します)
<創業計画書 記入例(合計857万円の場合)>

※本記入例は、居抜き物件(内装・厨房設備がある程度残った状態の物件)を活用したケースを想定しています。スケルトン物件から内装工事を行う場合は、設備資金がさらに大きくなる点にご注意ください。

必要な資金内容金額調達の方法金額
設備資金厨房機器・備品・物件取得・内装費688万円自己資金200万円
運転資金商品仕入・家賃・人件費・その他経費169万円日本政策金融公庫からの借入657万円
合計857万円合計857万円

※この記入例の運転資金169万円は、月間の想定支出(家賃・人件費・仕入等で概算118万円程度)の約1.4ヶ月分に相当します。開業直後から一定の来店が見込める前提の、やや強気な(余裕の少ない)例です。資金繰りに不安がある場合は、上記の目安どおり2〜3ヶ月分(約236万円〜354万円)を用意しておくとより安全です。

※現行制度では自己資金の制度上の最低額は撤廃されていますが、審査では自己資金の額や準備の過程も確認されるため、実務上は融資希望額の1/3〜1/4程度(本記入例では自己資金200万円に対し借入657万円=自己資金の約3.3倍)を一つの目安に準備しておくとよいでしょう。また、運転資金には最長5年の据置期間(元金の返済を据え置き、利息のみを支払う期間)を設定できるため、開業直後の資金繰りが不安な場合は活用を検討しましょう。

2. 事業の見通し(月平均の収支計画)

創業当初と軌道に乗った後の「売上高」「原価」「経費」「利益」を算出します。

<売上高の根拠となる計算式>

飲食店の売上高は、必ず根拠となる計算式を添えて記載します。

売上高 = 客単価 × 席数 × 営業日数 × 回転率

さらに「ランチ・ディナー」「平日・休日」「テイクアウト」などに分けて計算すると、より説得力が増します。

<売上計算の具体例>
  • ランチ: 単価1,000円 × 20席 × 26日 × 1.0回転 = 520,000円
  • ディナー: 単価4,000円 × 20席 × 26日 × 0.4回転(オープン直後の立ち上がり期を想定した、やや保守的な回転率です) = 832,000円
  • テイクアウト: 単価1,000円 × 5食 × 26日 = 130,000円
  • 月商合計: 1,482,000円

※「毎月いくら売れば赤字にならないか」という損益分岐点の考え方も合わせて押さえておくと、この売上計画がどれだけ現実的かを判断しやすくなります(「1日何人来れば黒字か」の考え方は、こちらの記事もあわせてご覧ください 開業判断ワークシート — 自分の数字で「1日何人来れば黒字か」を出す全手順)。


3. 創業融資の審査を通過するための4つのポイント

創業計画書を作成し、融資審査(面談含む)を突破するためには、以下の4点を押さえることが必須です。

  1. 自己資金と資金計画の妥当性 制度上、自己資金の最低額は設けられていません。ただし、審査では自己資金の額や、どのように準備してきたかも確認されるため、融資希望額の1/3〜1/4程度を一つの目安として準備しておくとよいでしょう。資金の使い道が明確かどうかも重要な判断材料です。設備資金の見積書を用意し、無駄のない資金計画を示しましょう。
  2. 事業計画の実現可能性と数値の一貫性 「根拠のない急激な売上増加」や「売上が増えているのに仕入・人件費が増えていない」といった数字の矛盾は厳しくチェックされます。第三者の目を入れてチェックすることをおすすめします。
  3. 経営者の経験・スキルのアピール 「どこで何年修行したか」「店長やマネージャーとして店舗管理をしていたか」など、実務経験を具体的に提示します。仕入先とのつながりや資格(調理師、栄養士など)も大きなプラス材料です。
  4. 返済能力(収支バランス)の証明 毎月の利益から無理なく借入金を返済していけるかが見られます。飲食店の営業利益率は10〜15%が理想とされることもありますが、実際にはもっと低い水準にとどまるケースが少なくありません。経済産業省の調査では飲食店の売上高営業利益率は平均8.6%、黒字企業に限っても平均4.3%程度というデータがあります。一般的な数字を鵜呑みにするのではなく、自店の実績や根拠に基づいた無理のない返済計画を立てることが大切です。

4. 創業計画書でよくある失敗例と回避策

  • 【失敗1】熱意ばかりで内容が抽象的 「お客様を笑顔にしたい」という熱意だけでは融資は通りません。「誰に・何を・いくらで・どのように売るのか」のビジネスモデルを具体的に落とし込みましょう。
  • 【失敗2】根拠のない楽観的な数字計画 満席状態を前提とした売上計算や、安すぎる原価設定は現実味がありません。曜日別や時間帯別の回転率を考慮し、現実的な根拠を用意しましょう。
  • 【失敗3】ネットのテンプレート丸写し 公庫の審査担当者は無数の計画書を見ています。ありきたりなコピペ文章はすぐに見抜かれるため、必ず自身の言葉と具体的なエピソードで記述してください。

5. 【業態別】創業計画書の記入フォーマットと具体例

ここからは、実際にそのまま使える穴埋めフォーマットと、5つの業態別具体例をご紹介します。

汎用記入フォーマット(創業の動機)

●●(例:大学在学中のアルバイト経験)を経験し、〇〇(例:独自の辛味スープや多彩なトッピング)の魅力に触れることで、〇〇(例:若者に新鮮な刺激を与えたい)という想いが生まれました。 そして、●●(例:独自研究の積み重ね)を重ねると同時に、自己資金を着実に貯め、業態にあった●●(例:駅前好立地の)物件に巡り合い確保いたしました。 夢の実現に向け、挑戦する覚悟と具体的な計画をもって創業を決意いたしました。(約200文字)


ケース1:ラーメン店(ターゲット:若者・学生)

  • 創業の動機(200字): 私は大学在学中、深夜営業のラーメン店で3年間アルバイトを経験し、独自の辛味スープや多彩なトッピングの魅力に強く惹かれました。忙しい毎日を送る若者たちに、手軽さと刺激、そして話題性のある一杯を届けたいという想いから、独自のスープレシピと麺の研究を重ね、自己資金を積み立ててまいりました。学生や若者が集まりやすい駅前の好立地物件にも巡り合い、挑戦する覚悟をもってこのたび創業を決意いたしました。
  • 事業内容(100字): 独自配合の辛味スープと自家製手打ち麺によるオリジナルラーメンを主軸に、選べる9種のトッピングと餃子・唐揚げなどのサイドメニューも充実させた、客席数15席・深夜1時まで営業するラーメン専門店です。
  • セールスポイント(150字): 独自配合のスパイスで作る辛味とコクの絶妙なバランスが最大の強みです。SNS映えする彩り豊かな盛り付けと、卓上で自分好みにカスタムできるトッピングの多彩さも他店にはない魅力です。月替わりの限定メニューや季節限定の辛さレベルを随時展開し、若年層の注目とリピーターの獲得を狙います。
  • ターゲット・戦略(150字): 主に大学生や20〜30代の若者をターゲットとし、公式SNS(Instagram・X)で新メニューやイベント情報を発信します。来店促進のため学生証提示での初回来店割引やSNSフォロー特典クーポンを実施し、口コミ拡散とインフルエンサー連携により開店初期から認知度向上を図ります。
  • 競合・市場状況(150字): 出店予定の駅前エリアには競合するラーメン店が複数存在するものの、深夜帯の需要とラーメン人気は根強く高い環境です。既存店の多くは定番の醤油・味噌ラーメンが中心であるのに対し、当店は独自性の高い辛味メニューで明確に差別化し、安定した集客を狙います。
  • 売上計算例: 客単価1,000円 × 15席 × 26日 × 3.0回転(ラーメン店は1回あたりの滞在時間が短く回転率が高くなる業態です) = 月商1,170,000円

ケース2:カフェ(ターゲット:近隣住民・ビジネスマン)

  • 創業の動機(200字): 大手カフェチェーンで7年間バリスタとして勤務し、豆の選定から自家焙煎、抽出技術までを一貫して習得しました。日々忙しく働く地元住民が、気軽に立ち寄って心からくつろげる憩いの場を、自家製スイーツとともに提供したいという想いから、コツコツと自己資金を積み重ね、このたび好立地の店舗物件を確保することができました。地域に根ざしたカフェを創業する決意をいたしました。
  • 事業内容(100字): 店内で自家焙煎した豆を使用したスペシャルティコーヒーと、旬の素材を活かした自家製スイーツを、客席数12席の落ち着いた空間でゆっくりと味わえる地域密着型のカフェです。
  • セールスポイント(150字): 豆の焙煎から抽出まで一貫して管理することで、常に新鮮な味わいを実現しています。シングルオリジンから選べるコーヒーメニューや季節限定スイーツ、木調の落ち着く店内空間も他店との差別化ポイントです。バリスタが一杯ずつ丁寧に淹れる姿勢も、お客様に安心感を与える強みとなっています。
  • ターゲット・戦略(150字): 近隣にお住まいの30〜60代の方や、周辺オフィスのビジネスマンをターゲットとします。地域チラシやSNSでの情報発信に加え、コーヒーの淹れ方教室などのイベントを定期的に開催し認知拡大を図ります。来店回数に応じたポイントカード制度を導入し、常連客の獲得と定着を狙います。
  • 競合・市場状況(150字): 周辺には大手チェーン店が複数出店していますが、自家焙煎による高品質なコーヒーと落ち着いた空間を提供する個人店は希少です。近年のテレワーク需要の増加により、長時間滞在できる作業スペースへのニーズも高まっており、そうした需要も取り込みながら優位性を発揮していきます。

ケース3:居酒屋(ターゲット:会社員・地域住民)

  • 創業の動機(200字): 私は地元の飲食店で10年以上にわたり調理・接客の経験を積み、いつか自分の居酒屋を開業したいと夢見てまいりました。地元の農家・漁協と直接つながりを築き、新鮮な食材を安定的に仕入れられる体制を整えたほか、コツコツと自己資金を準備してきました。このたび駅近の好立地物件を確保できたことから、会社員の方や地域住民の皆様が仕事帰りに気軽に立ち寄れる、アットホームな居酒屋を創業する決意をいたしました。
  • 事業内容(100字): 地元産の鮮魚・野菜を使った日替わり小皿料理と、リーズナブルな価格設定の生ビール・日本酒を中心に提供する、客席数20席規模のアットホームな居酒屋です。
  • セールスポイント(150字): 地元の農家・漁協から直接仕入れる新鮮な食材を活かし、毎日メニューが変わる日替わり小皿料理で季節感を演出しています。リーズナブルな価格設定と、常連・初来店を問わず温かく迎える接客スタイルで、誰もが安心して楽しめる雰囲気を提供します。
  • ターゲット・戦略(150字): 駅近で働く会社員の方や地域住民をメインターゲットとし、駅前でのチラシ配布に加え、平日17〜19時の早割ハッピーアワーを実施します。週末には季節の食材を使った企画イベントを開催し、ポイントカード制度と合わせてリピーター獲得を図ります。
  • 競合・市場状況(150字): 駅前エリアには競合となる居酒屋が多数出店していますが、低価格かつ家庭的な雰囲気で経営する個人店は希少です。チェーン店との差別化として、地元食材の新鮮さと温かい接客を前面に打ち出し、既存店では満たされていない需要を捉えていきます。
  • 売上計算例: 客単価2,800円 × 20席 × 26日 × 1.0回転(リーズナブルな価格帯での集客を想定) = 月商1,456,000円

ケース4:和食店(ターゲット:ファミリー・健康志向層)

  • 創業の動機(200字): 私は和食料理人として15年間修行を重ね、その中で健康志向のメニュー開発を専門的に研究してまいりました。自身の子育てを通じて、外食の際に家族全員が安心して利用できるお店が地域に少ないことを痛感したことが開業のきっかけです。栄養士資格も活かしながら自己資金を準備し、キッズスペースを設けられる広さの店舗を確保できたことから、安心・健康をテーマにした和食店の創業を決意しました。
  • 事業内容(100字): 玄米や旬野菜を使用した健康定食と一品料理、お子様連れでも安心なキッズメニューを中心に提供する、座敷席とキッズスペースを備えた家族利用しやすい和食店です。
  • セールスポイント(150字): 管理栄養士の視点から考案した、塩分控えめながら旨味を活かした料理が最大の強みです。座敷席やキッズスペースを完備し、小さなお子様連れのご家族でも安心して長時間過ごせる環境を整えています。栄養バランスと味の両立にこだわったメニュー構成も差別化ポイントです。
  • ターゲット・戦略(150字): 近隣にお住まいの子育て世帯(30〜40代)を主なターゲットとし、近隣の幼稚園・小学校へのチラシ配布や、食育をテーマにした親子向けイベントを定期的に実施します。こうした取り組みを通じてファンを増やし、口コミによる紹介来店の拡大を図ります。
  • 競合・市場状況(150字): 周辺には洋食のファミリーレストランが多く出店しているものの、健康志向を打ち出した和食店は希少です。近年は子どもの食育への関心が家庭内で高まっており、栄養バランスに配慮した和食メニューへの需要は今後も見込まれると考えています。

ケース5:イタリアンレストラン(ターゲット:カップル・記念日利用)

  • 創業の動機(200字): 都内の有名店でシェフとして10年間経験を積み、その間イタリアでの現地研修も経験し、本場の技術と食材選びの目を養ってまいりました。結婚記念日や誕生日など、人生の特別な日にふさわしい本格イタリア料理を提供できるお店を開きたいという想いから、自己資金を準備し、このたび理想に近い路面店物件を確保することができました。夢であったレストラン創業に、このたび踏み切る決意をいたしました。
  • 事業内容(100字): イタリア各地の伝統料理を活かした全5品のコース料理と、専任ソムリエによるワインペアリングを提供する、客席数18席の記念日利用に適した予約制レストランです。
  • セールスポイント(150字): 現地から直輸入した食材と、本場イタリアで培った調理技術による本格的な味わいが強みです。専任ソムリエが一皿ごとに最適なワインを提案し、落ち着いた空間と記念日にふさわしい特別な演出により、日常から離れたひとときを提供します。
  • ターゲット・戦略(150字): 記念日利用を想定した20〜50代のカップル・ご夫婦を主なターゲットとします。SNSやグルメサイトでの情報発信に加え、近隣の結婚式場・ホテルと提携し、二次会や記念日プランとしての紹介を通じて認知度を高めていきます。
  • 競合・市場状況(150字): 出店エリアにはカジュアルなイタリアンやファミリー向け店舗が多い一方で、ワインペアリングと本格料理に特化した高付加価値店は希少です。特別な日の利用需要を取り込み、既存店とは異なる価格帯・体験価値を提供することで差別化を図ります。

6. まとめと次のステップ

創業計画書は、融資を勝ち取るための審査書類であり、あなたの飲食店を成功に導くための大事なコンパスです。

  1. 自店の強み(定性情報)と数字(定量情報)に矛盾がないか確認する
  2. 売上計画には具体的な算式・根拠を持たせる
  3. 面談でも自分の言葉で語れるようにしっかり準備する

まずは日本政策金融公庫のウェブサイトから創業計画書のフォーマットをダウンロードし、本記事の記入例を参考に作成をスタートしてみましょう。

数値計画の組み立てや資金繰り計画に不安がある方は、プロの税理士や専門家に相談しながらブラッシュアップしていくのが確実です。万全の準備を整えて、理想の店舗開業を実現させましょう!(人件費など開業後のコスト管理については「飲食店の人件費最適化ガイド」もあわせてご覧ください 【税理士監修】飲食店の人件費率の目安とは?FL比率から考える利益改善のポイント

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「創業計画書の数字にどこまで根拠を持たせればいいかわからない」「融資面談が不安」といったお悩みをお持ちの飲食店オーナー様は、ぜひお気軽にご相談ください。

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